Funds-ソーシャルレンディングのトラブルを改善する投資法

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ソーシャルレンディングは、その金利の高さから人気を集めています。しかし、事件性があるトラブルが起きてきたのも事実です。

最初に、このトラブルが発生してしまう理由の一つを確認しましょう。そして、この問題の解決に役立つサービスをご案内します。

ソーシャルレンディングの問題点

ソーシャルレンディングの仕組みを簡潔に確認しますと、下の図の通りです。

私たち投資家は、一番左に描いてあります。そして、ソーシャルレンディング事業者にお金を出します。そのお金は、資金の借り手へと渡ります。ビジネスを展開したのち、返済される仕組みです。

ソーシャルレンディングの仕組み

ソーシャルレンディング事業者は、資金の借り手が契約通りに返済してくれるかどうか、事前に審査します。その審査に合格した場合のみ、結果を公開して資金を募集します。

投資家は、その情報を元にして、投資判断を下します。

分かりやすい仕組みですが、大きな問題があります。それは、「投資家は、資金の借り手が誰なのかが分からない」ということです。

これは、法律の運用で決められており、ソーシャルレンディング事業者が情報公開したいと思っても、できません。

トラブルの事例

この仕組みが悪用されて、事件性のあるトラブルが起きてきました。

例えば、ソーシャルレンディング事業者がウソの情報を公開するとします。私たち投資家は、虚偽の説明を信じてお金を出し、結果として損するリスクを負うことになります。

実際に、この種のトラブルが発生してきました。事件性のあるトラブルが発生するたびに、ソーシャルレンディング業界は信頼を落としていることでしょう。

この事態の大幅改善を期待できるサービスが始まりました。「Funds(ファンズ)」です。

Fundsの仕組み

ソーシャルレンディングのデメリットを緩和するFunds(ファンズ)の仕組みを確認します。簡潔に図にしますと、下の通りです。

Fundsの仕組み

当記事の冒頭の絵と比較しますと、枠が2つ追加されています。この意味は、以下の通りです。

資金を借りたい企業のグループ企業が、Fundsの枠組みの中で新規にファンドを作ります。そして、投資家から集めた資金を、資金を借りたい企業に貸します。

例えば、上場企業の子会社が、資金を借りるとしましょう。そして、上場企業がFunds内で新規にファンドを作ります。

この場合も、借り手の情報は公開できません。しかし、ファンドを作る会社(ファンド組成企業)の情報は公開できます。

そこで、投資家にはファンド組成会社の情報を公開します。連結財務諸表を見れば、資金の借り手のおおよその状態を見ることができます。また、連結財務諸表を読むまでもなく、ファンド組成企業のグループ会社が資金を借りるのだと分かります。

今までのソーシャルレンディングは、だれが資金を借りているのか、全く不明でした。これが、不正の温床となってきた面があります。

Fundsは、ソーシャルレンディングのデメリット減少を期待できます。

Fundsの役割

では、Fundsの役割は何でしょうか。分かりやすい例を挙げるなら、アマゾンや楽天市場の運営者のような立場だと言えるでしょう。

すなわち、Fundsは、ソーシャルレンディングをする場所を提供します。その場所を使って、資金を借りたい会社のグループ会社がファンドを作ります。

資金を借りたい会社は、世の中に数多くあるでしょう。そこで、Fundsの認知度が高まるにつれて、数多くの企業がFunds内でファンドを募集することになります。そして、私たち投資家は、その中から好きなものを選んで投資するという流れです。

一方、従来型のソーシャルレンディングは、自社商品(自社が作ったファンド)のみで投資家を募集しています。

この場合、様々なファンドに投資したいと思えば、数多くのソーシャルレンディング事業者で口座を作る必要があります。

投資先の透明性と、ファンドの多様性という面で、Fundsは他のソーシャルレンディングよりも投資家にとって有利な環境だと想定できます。

期待できる利回り

Fundsによると、予定利回りは年率1.5%から6%の間です。他社のソーシャルレンディングと比較する場合、1.5%だと、とても低いという印象です。6%だと、見劣りしません。

5%から6%という数字だけでなく、1%台の数字も出てくる原因は、資金需要者の性質が大きく影響しているでしょう。

ファンドを組成する企業

Fundsでファンドを組成する企業は、以下の通りです。

上場企業は、信頼度が高いです。上場企業のグループ会社も、信頼度が高いでしょう。

信頼度が高いとはすなわち、借りた資金を返済してくれる確率が高いということです。この場合、金利は低くなります。

一方、ベンチャーキャピタルから出資を受けている企業は、上場企業に比べれば信頼度が劣るかもしれません。しかし、ベンチャーキャピタルから出資を受けられるくらいですから、将来性があるでしょう。

この場合、金利は多少高めになります。

「どこの誰に貸すか公開できないけれど、金利は年率10%前後にします」という他社の投資案件と、「どこの誰に貸すか公開します。投資先は上場企業などのグループ会社で、金利は年率1.5%から6%の間です」という案件の、どちらが良いだろう?という選択になります。

投資に損はつきものです。しかし、損したくありません。

利率が高い方が望ましいですが、ソーシャルレンディング業界では、投資先不明を不正利用したトラブルが発生してきました。

これを考慮しますと、Fundsを検討できるでしょう。

投資するために必要な手数料

では、投資家に魅力的なサービスを提供してくれるFundsについて、手数料を確認しましょう。

会員登録手数料 無料
口座開設手数料 無料
口座維持手数料 無料
投資手数料 無料
出金手数料 無料

必要なのは、自分の銀行口座からFundsの口座へ入金するときの送金手数料のみです。

では、Fundsはどこから収入を得るのか?ですが、それはファンドを組成する企業からです。Fundsという場所を企業に提供する対価として、企業から手数料を得ます。

私たち投資家から見て、直接的に支払う経費は不要です。どんな案件があるか、そしてどれくらいの利率を期待できるかに注目して、投資案件を選べます。

「Funds」の企業情報

運営会社 株式会社クラウドポート
所在地 東京都渋谷区渋谷2丁目6-11 花門ビル5階
事業内容 金融商品取引業、インターネットによる情報サービス業
設立 2016年11月1日
免許・登録 第二種金融商品取引業
加入団体 (一社)第二種金融商品取引業協会

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